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2026年映画

小学4年生の藤野は、学年新聞で4コマ漫画を連載し、クラスメイトから人気を集めていた。ところがある日、不登校の同級生・京本が描いた漫画を目にし、その圧倒的な画力に衝撃を受ける。負けたくない一心で絵を描き続けた藤野だったが、思うように差を縮められず、やがて漫画を描くことを諦めてしまう。

卒業の日、藤野は京本の家へ卒業証書を届けに行き、京本が自分の漫画をずっと読んでいたことを知る。漫画への思いを通じて二人は急速に距離を縮め、やがて一緒に漫画を描き始める。しかし、それぞれが自分の道を歩き始めた先で、二人の関係を大きく変える出来事が起こる。藤本タツキの同名漫画を原作に、創作することの喜びと苦しさ、友情、喪失、そして描き続けることの意味を描いた青春ドラマ。

2026年9月11日公開の実写映画。監督・脚本・編集は是枝裕和、藤野を出口夏希、京本を蒔田彩珠が演じる。物語は二人の少女の約13年間を描き、秋田県にかほ市を中心に撮影された。

ほのぼのした映画で最後までいくのかと思いきや、そうでもなかった。

やわらかくて粒子感のあるフィルム映像で、にかほ市の四季をまたいで撮影している。木が入った空を映したショットはデジタルならフリンジでちゃうかな、みたいなシーンでも難なくクリアしている。ローコントラストながらシャドウが沈みすぎず、ハイライトは飛ばない。フィルムはKODAKのVISION3を使っていて、現像時に減感調整しているようだ。

雪国でも本当はあり得ないけど、深く積もった中を二人で歩くシーンはよかったし、雨が降る田んぼ道を笑顔で走るシーンを演じた子役の「七瀬ふうり」は最高によかった。なんと、俳優デビュー作だったらしい・・・信じられない。

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